|
|
|
最近読んだ新聞の記事や、街で見かけた北九州のバリアフリーの実態など、身近な障害福祉の話題を紹介します。
なお、その他のニュースについても、ボランティア協会前に掲示したり、事務局内に整理してあります。
|
最新のトピック
西日本新聞 2010年5月31日
手話通訳の課題探る
裁判員に聴覚障害者想定
福岡市で研修会
裁判員裁判で聴覚障害者が裁判員になった場合に起用される手話通訳士の法廷での課題を探る研修会が29、30の両日、福岡市の西南学院大であった。県聴覚障害者協会の主催で、手話通訳士や弁護士らが参加した。
裁判員が聴覚障害者の場合、福岡では地裁に登録した通訳士(現在30人)から3人が選ばれ、交代で通訳する。
聴覚障害者は「主語と述語が明確でないところや法律用語が分かりにくい」「通訳士(の動作)に集中するため、被告の表情まで把握するのは難しい」などと問題点を指摘。ほかに、 @異議申し立てなどで次々発言した場合、通訳が追いつかず混乱するA通訳の訂正のルールがない‐といった課題が挙がった。
西日本新聞 5月29日
人工肛門・膀胱のオストメイト
患者団体呼び掛け
旅行や外出 勇気持って
対応トイレの整備進む
大腸がんの切除などに伴い、肛門や膀胱の機能が失われたために腹部に設けられるストーマ (人工の肛門や膀胱)。そうした手術を受けた人たちは「オストメイト」と呼ばれるが、においや便の漏れなどのトラブルを恐れ、長期旅行や外出を控えてしまう人も少なくないという。
患者団体の日本オストミー協会(東京)は「勇気を持って出掛けてみて」と呼び掛けている。
原因疾患では大腸がんが最も多く、膀胱がんや子宮がんを経験したシニア世代が中心だが、先天的疾患による小児のオストメイトもいる。全体では、身体障害者手帳の交付者数から約17万人と推計されるものの、希望しない人もいるため実数はやや上回るという。
ストーマからは袋状の使い捨て装具で便を受ける。腹部に張り付けた接着面が汗などではがれるといったトラブルが起きることもある。同協会が会員を対象にした調査では「生活上の問題や悩み」として約5割の人が「においや便の漏れ」と答えた。
同協会事務局長の竹内恒雄さん(66)は「排せつ機能の障害なので、他人に言いづらいという人もいる。食品関係の仕事に就く人などは衛生面で実際に問題がなくても、周囲に明かせないこともある」と話す。協会で相談員を務める渡喜美代さん(46)も「においが気になり始めると気持ちが落ち着かず、何も手に付かなくなる」とオストメイトの悩みを語る。
バリアフリー法の施行で、一定の面積以上の大規模建築物や鉄道などの旅客・ターミナル、空港などに障害者・高齢者向けのトイレの設備が義務付けられ、小型の洗浄器が併設されたオストメイト対応トイレの整備も進んでいる。においを抑える薬剤や装具を覆う消臭剤、入浴用カバー
ども販売されている。
西日本新聞2010年5月27日
福祉新法に「地域の声を」
政府が検討を進める新しい総合的福祉法制に対し「地域の声を届けたい」と、久留米市で共同作業所を運営するNPO法人「ごろりんハウスの会」の中山善人理事長(56)が30日午後O時半から、春日市原町3丁目のクローバープラザで、シンポジウム「分けない生活、分けない教育ー地域で生きることが当たり前」を開く。
朝日新聞 2010年5月25日
障害者差別禁止
新法制定を検討
政府会議
障害者の当事者も参加する政府の「障がい者制度改革推進会議」は24日、制度改革の基本方針素案をまとめた。2011年の通常国会で障害者基本法の抜本改正を回指す。
障害者差別禁止法(仮称)の制定も検討していく。関係省庁と調整した後、6月中にも基本方針を閣議決定する予定だ。
毎日新聞 2010年5月13日
障害者競技外国へ普及
北九州市生まれの「ふうせんバレーボール」を紹介するため3月にドイツを訪れた振興委員会のメンバーらが12日、福岡県大牟田市の国立大牟田病院を訪れた。成果を伝えた相手は、難病の筋ジストロフィーを患う会長の荒川孝一さん(53) ふうせんバレーは89年、北九州市の障害者団体のメンバーが考案。病床の荒川さんは唯一動かせる指でパソコンを操作し、普及に取り組んできた。インターネット上で昨夏、ドイツで障害者スポーIツを学ぶ橋本大佑さん(30)と知り合った。荒川さんの思いに共感した橋本さんは昨秋帰国して準備を進め、北九州市福祉事業団の有延忠剛さんと3月にドイツに渡った。障害者団体などに競技を紹介し、指導して回った。
毎日新聞 2010年5月11日
介助犬、県内初の誕生
福岡市の白木さん、ロータス
九州補助犬協会が育成
認定審査に合格
身体障害者の自立や社会参加を支えていく介助犬の認定審査に、福岡市城南区の会社員で車いす生活をしている白木祐子さん(27)と九州補助犬協会(糸島市志摩)の候補犬ロータス(オス、4歳)が10日、合格した。
ロータスは県内で誕生した介助犬第1号となる。
介助犬は目が不自由な人のための盲導犬や聴覚障害者の耳の役割を果たす聴導犬と同じ補助犬。
身体障害者補助犬法に基づき公共施設や公共交通機関、飲食店などに同伴できる。
介助犬は4月1日現在、全国で51匹。九州では昨年11月、同協会の訓練で第1号が誕生し宮崎県で活躍中。
西日本新聞 2010年5月5日
自立支援法が問われたこと
全国訴訟 原告の「勝利的和解」で終結
「障害者を守る」欠けた視点
応益負担が暮らしに悪影響
原告ら「無関心でいないで」
障害者が受ける福祉サービスに原則1割の自己負担を求めた障害者自立支援法が憲法に違反するとして、国に負担免除などを求めた全国一斉訴訟が4月下旬、東京地裁の和解で終結した。国と原告の基本合意には、2013年8月までの法廃止と新たな総合福祉法制の実施が明記されるなど、原告の主張が盛り込まれ「勝利的和解」とされた。その一方で、新法を求める原告側は「これで終わりではなく始まりだ」と気を引き締める。
朝日新聞 2010年5月1日
眼球に電極、失明に光
阪大が成功、カメラ画像電波で送信
目が見えない人の脳に、小型カメラで撮影した画像を送り、視力を回復させることに大阪大学の不二門尚教授(感覚機能形成学)の研究グループが国内で初めて成功した。動くものの位置がわかるようになったという。効果と安全性を確かめ、3年以内にはつえなしで歩ける装置を作りたいという。
今回の方法で視力を回復できる可能性があるのは、網膜色素変性症や加齢黄班性変性症といった、網膜の異常が現員で失明した人。全国で18万8千人いる失明者のうち、約2割にあたる。視神経、脳の異常で失明した人には、効果が期待できない。
バックナンバー
4月のトピック
5月のトピック
6月のトピック
7月のトピック
8月のトピック
9月のトピック
10月のトピック
11月のトピック
12月のトピック
1月のトピック
2月のトピック
3月のトピック
4月のトピック
|
|
このページのトップへ |
 |
 |
社団法人北九州市障害福祉ボランティア協会
〒804-0067
北九州市戸畑区汐井町1−6 ウェルとばた6F 交通アクセスへ
TEL 093-882-6770
FAX 093-882-6771
【受付時間】
午前10時〜午後8時30分
ただし、火曜日、土曜日は午後5時まで
※日祝祭日はお休みです。
E-mail: XLZ02133@nifty.ne.jp |
|
Copyright (c) Kitakyushu-shi Syougaihukusi Volunteer Kyoukai 2008 All Rights
Reserved |